うわさに聞いていた「あの店」に行ってきた
2006年 02月 10日
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名古屋、というか、日本には KATO CYCLE があった。
というわけでわたくしいってまいりました、名古屋のKATO CYCLEさまへ
一歩入店するやいなや、ひざはガクガク鼻血ブー、店内の撮影許可をいただいたあとは、それはもう猿のようにシャッターを押しまくっていましたよ。ああ、楽しかった...
この写真の10倍...いや20倍はあろうか、新旧フレーム在庫(基本的に中古は無し)
都内の大型販売店は新品ゴム臭いが、KATO CYCLE は鉄臭い。どう?楽しそうでしょ? もちろん古いもんばっかじゃなくて FOES や INTENCE なんかの下り系2006年モデル、昨今大流行のハイテクロードバイクの充実ぶりも物凄いものがあった。広大なメカニックエリアじゃ某ハイテク最強サスペンションフォークのオーバーホール?している姿も拝めたし... 自転車屋ウォッチャー的視点で言うならば、見応え世界一と断言しちまってもバチはあたらないんじゃなかろうか。
なんでこんなに古いパーツ・フレームが、フツーに売られているのか、俺ごときの若輩者には理解不可能です。入荷している商品全体の50%ずつ位は、毎年売れ残っているんじゃないでしょうか...それが問題じゃなさげなムードが新鮮です。
左がカトウ氏、右の彼は上着が超素敵なハードコアなツーリスト系風のお客様。
自分のエリアに陣取るカトウ氏に、さいたまからきましたと白状すると、優しく接していただくことができました。「トウエイは浦和だよね」 「あ、川口に引っ越しちゃいましたけど」 「そうか、トウエイは浦和だったぎに」 「ハイ、そうですね...」 「浦和サイクリングクラブの人とは毎年いっしょに走るがや」 「(加入しようと目論んでたクラブだ!)うわ、そうなんですか!」 「泥よけのない自転車は入会ダメだきに」 「・・・そ、そうっすか、なんかいいのないですか」 「ほら、これ買ってきなさい(超クールなツーリング系の旧車ルネ・エルス(SIBIEダイナモランプ付き)を指差し)あ、ダメだこれは売れん、あまり売れるもんがないがや、無くなったら寂しくなっちょーね、あはは」
少しだけ謎が解けた気がします。
(※表記の名古屋弁っぽい部分はイメージです、正確ではありません)
カシマ KASHIMAX LTV / フジタ seamless という二つの(おそらく80's)デッドストックサドルを無事に確保いたしました。二つとも超座り心地が良さそうなふかふかの日本製。フジタはスプリング有りです。来るべき我が fixie くんにそうちゃくしようと目論んでいます... このサドルと、flickr 仲間が手作りしている木製フェンダーが似合うフレームを探さないとね...やはり地元TOEI社に図面持ち込まないとダメかな。
そしたら又部品探しに名古屋に来ます。絶対。
おれってばいっつもサドルから、自転車のパーツを決めていくような。
by yohei_morita
| 2006-02-10 02:14
| いく人。
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