続々々・静岡行き2005
2005年 05月 03日
*
前回のエントリ、柿下家で朝飯いただいたら終わってしまいました。
2日間の旅行で、ブログに書き上げるのが3日かかるとはこれ如何に。4回目です。
今回を書き上げないと、次、あそびに出掛けられませぬ。
朝食をいただいたあとの一行は、静岡の宝「川根茶」と、我らの間ではもはや伝説となった「とある大福」を求め、静岡市を出発。 藤枝バイパス経由、茶畑が美しい、そして"カジュアル鉄キチ"にはたまらない理想の地、大井川沿いを上ります。
まーずは茶畑の真ん中に突如現れる、メルヘンチックなこの建物。
我らの間ではもはや伝説となった「とある大福」を出す店です。店名、忘れちまったヨ...
しかし大福の味は忘れやしまい。(この時、朝九時)
お土産用に買った大福をほおばるおっさん二人。(この時、朝九時十分)
見よこのアホ面。(この時、朝九時二十分)
(クリックして、拡大してやってくださいませ)
左・実を言うと店内用のスイーツを食べていこうと...一通りこんなのをみなで喰ったわけ。
右・でもやはり、お土産用の大福の箱、1つ空けてしまいましてですね、前エントリの朝飯食ったばかりなのに... まぁ、普通の大福たぁひと味もふた味も違うわけですが...(いままた、よだれが...)ごちそうさまでした!
(この時、朝九時三十分。アホです)
店を出て、我々が走る県道63号線は大井川沿いに沿っていきます、なんて美しい日本の風景なのでしょうか。(砂利屋が幅をきかせすぎな箇所もおおいが...残念)田園ではなく、あくまで茶畑が広がります。川と茶畑のコントラスト、その景観にぴりりとアクセントを喰わせるのが、数々の歩行者専用の吊り橋。(去年もこんな写真を沢山撮ったなぁw)
大井川周辺の美しい景観に、もう一つのアクセント、それは泣く子も黙る鉄道マニアの一聖地とも誉れ高い大井川鐵道の存在です。
左・しょぼい駅・線路と、新緑の山と、水をたたえた大井川。 これ以上何を望むのか。
右・吊り橋をおそるおそる渡っていたらぐうぜん通りかかった旧南海電鉄21001系(S33産)
ね、好いでしょう?(笑)
大井川鐵道といえば、蒸気機関車を思い浮かばずしてなにを...というわけで、その辺のスゲぇレンズを構えてシャッターチャンスを待つ鉄キチオヤジに聞き込んでみれば、蒸気機関車は40分後に走って来るという。というわけで去年も渡って楽しんださきほどの吊り橋周辺で待つ。
なんだかんだいって楽しい。去年よりこわく感じるのは何故。
待つことしばし、遠くよりボーっと汽笛が聞こえてくる。
なに、このドキドキ? なんなの、この胸のときめきは!?
きました!!! ドーン!!!
はぁ... かっけー、こんな間近でみたの初めてだよ...
歴史的な、あの時点での人類が為し得たテクノロジーの美しい結晶...蒸気機関車...
もう書き続けるの、しんどいよ...音・匂い・存在感... 言葉がでねぇ。うっとり。
↑更に上流、クルマで追いかけてもらって(ナカイさん無茶言ってごめんね)、車を降りて反対車線に走って、死ぬ気で撮ったいちまい。
一行は更にクルマで上流へと向かう。気持ちを切り替え、
最高にハードコアな、ガードレールも電信柱もない、奥地の川根茶の茶畑が見たい...
そんな茶畑の美しさをもう一度見ることができれば...
そんな一心でした、個人的には。
(というか、奥川根の風景は去年見た、それはそれでハンパじゃない)
だけど見ちゃったんですね、道中でこんな風景を。
実際はコレよりもうちょっと手前地点だったんだけど、ピピッときてもーた、車を降りねば、と。
「停めて!そっちにまた鐵道があった!今度はトロッコ電車だ!」とおれ。
「...」 みんな、口あんぐりだったと思うわ。内心、こいつヤバいと皆で思ってたと踏んでいるんだが...
実際、トロッコ鐵道ではなくて南アルプスあぷとラインという、過去の林業や山間物流のために引かれた鉄道を利用した観光鉄道だったのです。
あーもう、写真撮りながら死んでもいいとマジで思ってた。
左・ぐうぜん車両基地に帰ってきた機関車一台。小さくてかわいい!
発見した駅は、路線図で言うと始発駅から2番目の駅で「観光っぽい面影」が全くない、車両基地しかない、誰も降りたり乗ったりしない駅だったわけ。だから皆は不安だったと思いますよ、おれは嬉々として写真撮りまくっていたわけだが。
んで思いついたわけですよ。
乗れるんじゃないの? 南アルプスあぷとラインに。
というわけで、バーン!!
乗ってきちゃいましたー。ちょーたのしかったぁ!
路線が意外と長くて、全線制覇すると半日かかってしまうので、途中駅で引き返す。
満員に近い人たちが乗っていて、なんだこいつら、途中で乗って途中で引き返しやがる...って言う目で見られてたけど、むしろそんな目線に、俺らイケてんじゃねー?と振り返りもせずに乗り換え。
はぁ。疲れた(笑)
このあとホンモノのお茶園で自家製造されている、(俺んちにしては)高級なお茶買って
(ほんとウマい、ヒロコに教えられたとおり、正しく淹れられたお茶の味はハンパではない)
クルマで山を下って行きました。
途中でソバ食って、コレでおれのデジカメ、メモリ切れ。
ボソッと、コシ感Zero。箸でつまむのすらムズい。うまい。アリだと思う。
(正直、おなかが減ってない)
ヒロコの川根に住むお爺さんの家でもそうらしいとのこと。
どうやらこのあたりのソバはこうらしい。
静岡市内に戻り、ヒロコと別れを惜しんで、一行は東京へ帰りましたとさ。
めでたしめでたし。
そういえばエマにフリッカproアカウントをあげちゃいました。(Flickr: Photos from ema72)
裏静岡行2005として楽しんで頂ければこれ幸いでございます。
こんなオチでいいかな!?
ヒロコ、来年もよろしくね。色々ありがとう。
あなたのような目利きがいるから、旅は楽しくなるのです。
他のメンツも色々ウルサい奴らだが(褒めてんだよ!)
こんなところまで読んでくれてありがとうございます...
それでは...今年初のカヤックに行ってきまーす!
2日間の旅行で、ブログに書き上げるのが3日かかるとはこれ如何に。4回目です。
今回を書き上げないと、次、あそびに出掛けられませぬ。
朝食をいただいたあとの一行は、静岡の宝「川根茶」と、我らの間ではもはや伝説となった「とある大福」を求め、静岡市を出発。 藤枝バイパス経由、茶畑が美しい、そして"カジュアル鉄キチ"にはたまらない理想の地、大井川沿いを上ります。
まーずは茶畑の真ん中に突如現れる、メルヘンチックなこの建物。
我らの間ではもはや伝説となった「とある大福」を出す店です。店名、忘れちまったヨ...
しかし大福の味は忘れやしまい。(この時、朝九時)
お土産用に買った大福をほおばるおっさん二人。(この時、朝九時十分)
見よこのアホ面。(この時、朝九時二十分)
(クリックして、拡大してやってくださいませ)
左・実を言うと店内用のスイーツを食べていこうと...一通りこんなのをみなで喰ったわけ。
右・でもやはり、お土産用の大福の箱、1つ空けてしまいましてですね、前エントリの朝飯食ったばかりなのに... まぁ、普通の大福たぁひと味もふた味も違うわけですが...(いままた、よだれが...)ごちそうさまでした!
(この時、朝九時三十分。アホです)
店を出て、我々が走る県道63号線は大井川沿いに沿っていきます、なんて美しい日本の風景なのでしょうか。(砂利屋が幅をきかせすぎな箇所もおおいが...残念)田園ではなく、あくまで茶畑が広がります。川と茶畑のコントラスト、その景観にぴりりとアクセントを喰わせるのが、数々の歩行者専用の吊り橋。(去年もこんな写真を沢山撮ったなぁw)
大井川周辺の美しい景観に、もう一つのアクセント、それは泣く子も黙る鉄道マニアの一聖地とも誉れ高い大井川鐵道の存在です。
左・しょぼい駅・線路と、新緑の山と、水をたたえた大井川。 これ以上何を望むのか。
右・吊り橋をおそるおそる渡っていたらぐうぜん通りかかった旧南海電鉄21001系(S33産)
ね、好いでしょう?(笑)
大井川鐵道といえば、蒸気機関車を思い浮かばずしてなにを...というわけで、その辺のスゲぇレンズを構えてシャッターチャンスを待つ鉄キチオヤジに聞き込んでみれば、蒸気機関車は40分後に走って来るという。というわけで去年も渡って楽しんださきほどの吊り橋周辺で待つ。
なんだかんだいって楽しい。去年よりこわく感じるのは何故。
待つことしばし、遠くよりボーっと汽笛が聞こえてくる。
なに、このドキドキ? なんなの、この胸のときめきは!?
きました!!! ドーン!!!
はぁ... かっけー、こんな間近でみたの初めてだよ...
歴史的な、あの時点での人類が為し得たテクノロジーの美しい結晶...蒸気機関車...
もう書き続けるの、しんどいよ...音・匂い・存在感... 言葉がでねぇ。うっとり。
↑更に上流、クルマで追いかけてもらって(ナカイさん無茶言ってごめんね)、車を降りて反対車線に走って、死ぬ気で撮ったいちまい。
一行は更にクルマで上流へと向かう。気持ちを切り替え、
最高にハードコアな、ガードレールも電信柱もない、奥地の川根茶の茶畑が見たい...
そんな茶畑の美しさをもう一度見ることができれば...
そんな一心でした、個人的には。
(というか、奥川根の風景は去年見た、それはそれでハンパじゃない)
だけど見ちゃったんですね、道中でこんな風景を。
実際はコレよりもうちょっと手前地点だったんだけど、ピピッときてもーた、車を降りねば、と。
「停めて!そっちにまた鐵道があった!今度はトロッコ電車だ!」とおれ。
「...」 みんな、口あんぐりだったと思うわ。内心、こいつヤバいと皆で思ってたと踏んでいるんだが...
実際、トロッコ鐵道ではなくて南アルプスあぷとラインという、過去の林業や山間物流のために引かれた鉄道を利用した観光鉄道だったのです。
あーもう、写真撮りながら死んでもいいとマジで思ってた。
左・ぐうぜん車両基地に帰ってきた機関車一台。小さくてかわいい!
発見した駅は、路線図で言うと始発駅から2番目の駅で「観光っぽい面影」が全くない、車両基地しかない、誰も降りたり乗ったりしない駅だったわけ。だから皆は不安だったと思いますよ、おれは嬉々として写真撮りまくっていたわけだが。
んで思いついたわけですよ。
乗れるんじゃないの? 南アルプスあぷとラインに。
というわけで、バーン!!
乗ってきちゃいましたー。ちょーたのしかったぁ!
路線が意外と長くて、全線制覇すると半日かかってしまうので、途中駅で引き返す。
満員に近い人たちが乗っていて、なんだこいつら、途中で乗って途中で引き返しやがる...って言う目で見られてたけど、むしろそんな目線に、俺らイケてんじゃねー?と振り返りもせずに乗り換え。
はぁ。疲れた(笑)
このあとホンモノのお茶園で自家製造されている、(俺んちにしては)高級なお茶買って
(ほんとウマい、ヒロコに教えられたとおり、正しく淹れられたお茶の味はハンパではない)
クルマで山を下って行きました。
途中でソバ食って、コレでおれのデジカメ、メモリ切れ。
ボソッと、コシ感Zero。箸でつまむのすらムズい。うまい。アリだと思う。
(正直、おなかが減ってない)
ヒロコの川根に住むお爺さんの家でもそうらしいとのこと。
どうやらこのあたりのソバはこうらしい。
静岡市内に戻り、ヒロコと別れを惜しんで、一行は東京へ帰りましたとさ。
めでたしめでたし。
そういえばエマにフリッカproアカウントをあげちゃいました。(Flickr: Photos from ema72)
裏静岡行2005として楽しんで頂ければこれ幸いでございます。
こんなオチでいいかな!?
ヒロコ、来年もよろしくね。色々ありがとう。
あなたのような目利きがいるから、旅は楽しくなるのです。
他のメンツも色々ウルサい奴らだが(褒めてんだよ!)
こんなところまで読んでくれてありがとうございます...
それでは...今年初のカヤックに行ってきまーす!
by yohei_morita
| 2005-05-03 13:23
| いく人。
* ▲