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2006年 05月 18日 *
good bye

今日、朝早くの飛行機で hugo は Stockholmに帰った。別れのときにおれはうっかり涙がこぼれそうになってしまった。泣き方が解らない人間には非常につらい時間だった。いろんな人に言われて気付いてはいたが、Flickr で声をかけてきた見ず知らずの人間(実際に会うまでは顔も年齢も知らなかった)に、何故おれがこれほどまで思い入れをもって接してしまっていたのか、その理由は沢山あるにはある。彼の長そうで短かった2ヶ月間の日本滞在期間中に、おれは彼をまるで弟のように感じてしまっていたのは紛れもない事実だ。後半は毎日彼の心配ばかりしていたような気がする。出来る限り毎日メールしたりして、むしろウザがられたかも知れない。そんなだったから、今日はなんだか一日気が抜けてしまっていた。こんな風になってしまうなんて自分自身に対して超意外過ぎで驚く。

海外に旅しても、もちろん楽しいことばかりではない。
言葉が通じないいらだち。友達がいない淋しさ。思うようにならない食事。やっぱりできちゃうでけぇ口内炎。交通機関ですら乗りこなすのが難しかったり、街中でそれまでは体験したことの無いようなある種のきつい臭いを嗅いだりすると、あの湧き出してくる焦りみたいな感じ。こんなところで何やってんだろうおれは...なんて。こないだのおれのアメリカ行きでは、少なくとも前半は Naz がいたし、後半は皆が Flickr を通して声をかけてくれていたのが楽しかったしありがたかった。

hugo から「東京に出発するよ」ってメールをもらった当時、お互いにメールはしていたが当然見ず知らずの外国人なわけなので「ふーん、そう。」とか思ってはいたが、再度1週間過ぎたくらいで「渋谷と原宿を歩いて疲れたけどおもしろかった。店が一杯で驚いたよ。そういえば競輪バイクを見たよ。もしおれも手に入れることが可能なのであれば、それがどこに売っているのか教えて欲しい」とメールをもらった。同時にそこで初めて彼が20歳であることを知った。我孫子のことをメールで説明するのは難しい。彼の Flickr をチェックしてみると、どうやらホントに来ているのがわかった。この写真をみて最終的におれは折れたのだった。琴線をじゃかじゃかかき鳴らされてしまったわけだ。(Some kind of soup)こいつは生まれて初めて豚骨ラーメンなるものを初めて食べたのだ。しかも思ったよりうまかったと書いてある。スペル間違ってるけど。
一度彼と会ってみるべきだと思った。

まぁそれからのことはここでもいくつか触れたし、最近のおれのFlickrを見てもらえば解ると思う。しかし写真には伝えられない事って実は沢山あって、実は彼はスゲェおしゃべり、っつーか、それを自分でも認めているのだが、オタクではあるんだけどシンプルを尊ぶ、難解さよりもポップさを重視する、といったらいいだろうか。同時に、彼はオタクであるが故に持つ無駄に膨大な知識をひけらかすこともなく、しかもオタクであることを恥じている側面を持ち合わす。クールだと感じる対象への姿勢が、おれと重なることが多々あった。まだ20歳だというのに。12コ下の Sweden 人と、なんでいつもこんなに話ができるのか不思議でしょうがなかった。お互い、幸いにして共通のネタはいくらでもあったのでおしゃべりしているといくらでも時間が過ぎていった。こうして今考えてみると、おれにとっては不思議な時間だった。

写真、つーか Flickr やってて良かったよ、と思ったね。昨日のド深夜、Flickr が"β"から"γ"に変わった瞬間も、彼と一緒の画面見ながらだったしなー。

もうとりとめも無さ過ぎるのでこの辺にしとこうと思うのだが、彼は自転車・ゲームボーイと共に、音楽をこよなく愛するのだが、彼が作成/MIX した曲を聴きながらこれを書いている。非常に耳に優しいインストゥルメンタルと少しのボーカルもん、電子音とアコースティックもんが組み合わさって、さすが Sweden 人やねーと感心せざるを得ない、スゲーいいです。早く新作送ってくんないかな... そんな楽しみが増えました。

追記:スウェーデン政府公式サイト、スウェーデン及びスウェーデン人 - SWEDEN.SE がおもしろいです。奴らが普段何喰ってんのか、とか知らんでしょ。是非。日本政府に、こういう素敵なサイトがあるのかね?
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by yohei_morita | 2006-05-18 00:40 | 思う人。 *