展覧会なぞ
2005年 12月 16日
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柄にもなく、杉本博司 時間の終わり、なんていう展覧会を見に行った。
アナログ時代、技術が先に来るタイプの写真家の、それでいてアート的にもなかなか...
っつー感じで、意外と言っちゃなんだが、おもろかった。
氏に思い入れなど無かったが、ほんと柄にもねーんだけど解説文なぞを読んでみれば
ニューヨーク自然史博物館を見てて思いついたシリーズ、っつーのがあるんだけど
おれも氏とおんなじこと考えてて驚いた。だから…なんでもないんだけど、うれしかった。
氏の "シンプル" で "基本的にはピントがあっていて"
"手間がかかってそう" で、しかし "観る者にイメージ喚起するのでもなく"
"むしろ圧倒しちゃう" ような写真が大好きになりました。
そういえば flickr なんかで人様の写真を見てても、そういう写真が好きなのかも。
それよりなにより、写真を撮るにあたって、へたくそなりに氏の作風に影響されそうで(笑)
そんな自分の影響を受けやすい一面が、今更残ってたことに驚いた。
"ねーねーこんなん撮れたよーみてみてー" と
氏が言っているようで、親近感が湧いたっつーか、
カメラ持ってうろうろするのも、間違っちゃねーなっつーか、
もちろん、彼のはとても超強力なわけで、比べるべくもないのですが。
でもさ、ここ森ミュージアムのいいのって、アートな時間もすっとぶ、この夜景なわけ(笑)
おれのって、なんだか夜の写真ばっかりだなぁ...
by yohei_morita
| 2005-12-16 00:23
| いく人。
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