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沖縄に行ってきた:オジー、オバーとのおしゃべりが楽しすぎる
2005年 11月 17日 *
old man

喜屋武岬の碑の前に佇んでたオジー。81歳。ホントか?(笑)もっとイってないか?
あと、違う意味で彼はちょっとイっちゃってたけど、底抜けに明るく、歌もうまい。
でも60年前に、そこでなにがあったかを話す口調だけは、多分何千回と繰り返してきたのだろう、まるでカセットテープのように確かなものだった。彼が艦砲射撃の時のことを話すときに使った擬音「ひゅん」といった声は、多分おれの一生忘れないであろう恐い音だった。
ここで1日目にして1時間半も足止めくっちまってさ(笑)ドライブ計画カタ無し。


old lady

彼女には、渡嘉敷島、阿波連ビーチ前に行けば会えます。82歳とかって言ってたかな。
渡嘉敷に生まれ、若い頃より、政府に移住をせまられ沖縄の離島を転々とし、最後にはミクロネシアのポナペ島にまで住んだという。ま・そこも日本だったわけだが。早いうちに避難するように渡嘉敷に戻ってきたが、米軍が上陸してきて旧日本軍に集団自決の命令を受けたという。
このあとここに書くにはさすがにはばかるような話を聞いた。いまは商売が楽しくって仕方がないらしい(海の家的なことを営んでおられる)。旦那さんも健在だが、私の助手だと言ってカカカと笑うこの魅力的な彼女と、実を言うとおれ、渡嘉敷島に32時間いたんだけど2時間半も一緒にいたことになる。彼女の作るアンタギーはウチナーや本土のよりさらに油っぽくないので滞在中で11個も喰ってしまった...

おれは割合バァさんっ子ってのもあって、彼女らも結構な体験をしてきたっていう話を、少しずつではあるが聞いてきた。でもね、うまく言えないんだけど、なんつーか、おれの父方・母方のバァさんなんかが話す内容ってのには、後ろめたさみたいなものを内包していたんですよ、常に。戦争によって得たものもあったからなんだと思うんだけど。

だけどさ、違うんだ、沖縄で会った、上の写真(の他にも2人いるんだけど)のオジー・オバー達は。計4人、それぞれが、おれが聞きもしないのに話し出してくるわけ。60年前にここで何があったかを。まるで一昨日のことのような... これはただごとではないですよ。

昔話ってのは、たいがい、まるで江戸時代か旧石器時代の事のように思えてならなかったのね、おれの体験上ではさ。だけどここ沖縄ではなにかが違った、それはまるで親しい友達の体験話を聞くように、染みた。それは素晴らしい体験で、人の生き死にや戦争のことなんで不謹慎かと思われるかも知らんが、おれにとっては得難い楽しいものだった。彼らが土に帰っちまう前に沖縄に行けてホントよかった。

これだけはこのくそブログでも言える、戦争はダメだ、ピース。
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by yohei_morita | 2005-11-17 01:36 | いく人。 *